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Jack Welch
John A. Byrne

Business Plus

グループ:Book

ランキング:34089

価格:¥ 1,895

発売日:2003-10

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レビュー(Amazon.co.jp)

???ジャック・ウェルチはゼネラル・エレクトリック(GE)のCEOとして過去20年の間に時価総額4500億ドルの企業を築き、世界一評価の高いビジネスリーダーとなった。シックスシグマ・クオリティー、グローバリゼーション、e-ビジネスなどを推進する彼のやり方は、今日の企業の在り方に大きな影響を及ぼしてきた。同時に彼は、独自の哲学と経営システムを打ち出した「威勢のいいボス」でもある。この経営システムとは「境界を越えた」アイデアの共有、人に焦点を絞る方式、形式ばらないギブ・アンド・テイクのスタイルを基盤とした「官僚主義を敵に回すシステム」である。ひかえめなユーモアを交えたエピソードを通して、ウェルチはアイルランド出身の母親をはじめ、彼の人生に影響を与えた人々について、また、彼の経歴を特徴づける成功談や失敗談について語っている。

???1960年、年収1万500ドルのエンジニアとしてGEに入社したウェルチは、自分の最初の昇給が他のみんなと変わらないことを知ると、「その他大勢の中から抜け出す」必要を身にしみて感じる。彼は会社の官僚組織を離れ、マサチューセッツ州ピッツフィードで20億ドル規模のGEの1事業を監督するあいだ、セーターとジーンズ姿で過ごし、高級ホテルとも無縁だった。こうしてGEの本拠地であるコネチカット州フェアフィールドから離れて数年間を過ごしたのち、ウェルチは彼を後継者にと考えていた当時のCEO、レズ(レジナルド)・ジョーンズに呼び出される。ここから彼の会社人生における最も多難な時期が始まった。ダークホースのウェルチが官僚的な組織の中でCEOの座に就くには並々ならぬ努力が必要だったのだのだ。とはいえレズに気に入られたことで、新しいボスとなってGEを変容させていくことは確実となる。

???ウェルチは「中性子ジャック」と呼ばれた時代、つまり事業を「強化するか、売るか、さもなくば閉鎖する」戦略の一環として10万人を超える従業員を解雇した時代を回想し、企業の将来における収益の基盤づくりのためにRCAを買収した経緯に触れる。誤算もあった、とジャックは率直に認めてもいる。「Too Full of Myself」の中で、彼は最大の失敗、つまりGEの文化とは相容れない企業、キダー・ピーボティーを買収したことについても語っている。さらに後継者選抜の込み入った作業やハネウェル買収といった最近の興味深い事実についても詳しく語る。

???途中に織り込まれている「Short Reflection on Golf」などのエピソードは、ウェルチの競争心の強さや、彼の人生のなかで友人との関係がいかに重要なものであるかをよく物語っている。必ずやビジネス書の定番となる本書は、情熱と、人生に対する飽くことのない欲望とで満たされた、きわめて個人的な記録である。

カスタマーレビュー

おもしろーい  (2008-05-03)
外資系のトップ、部長クラス?まあ、偉い人に是非読んでいただきたいなあと。思いました。
英語が話せる人だけが仕事が出来る、優秀な人物ではない!と書かれていて、英語が出来るので面接で雇って失敗した。と。(もちろん、英語も出来て優秀な人もいるでしょうけど。)外資でも、英語が出来ない日本人ももっと通訳を使って、発言し、経営に参加し、日本人の素晴らしいところをアピールしていかれたらいいのになあとも思いました。まあ企業には日本通の外人も増えてきて、こういったところは理解されるようになってきているとも思いますが。意外と読みやすくて、面白い!!人が大切。人財。なんか日本人にとっても考え方に共通点が多く、びっくりしました。まだ全部読んでませんが、おもしろい。もちろん、100%彼の考え方に共感するわけではありませんが。一読をお勧めします。

ジャック・ウェルチの人となり  (2007-03-18)
(上)の続編
こっちにはグローバル化、シックスシグマ、Eビジネスについても詳しく書かれている
この本によって、彼の情熱的な側面、人との強いつながりを知ることができた。
経営の細かい要素について彼の考え方が記されている
ビジネスへの取り組み方について、社会とのかかわり方、企業文化の形成について、情熱、人材について
彼の語り口調で書かれているのでとても読みやすい

やり抜く達人  (2006-08-31)

自伝的に振り返っている。

他者に関しての謝意の気持ちが非常に大きい。

これはマネジメントの基本であるだろう。

並外れた自信と実行力は、
全体を見通す力とブレない芯が背景にある。

その背景にはやはり信じる力だろう。

それは自己を信じ、他者を信頼するということ。
そして公明正大に真っ直ぐに実行する。

こういう哲学は、やり方や表現の差異は見えるが、
抽象的な次元では和洋問わず、
時代も問わず普遍的だと改めて思った。


自信と情熱  (2005-10-31)
 GEといえば「吸収」「合併」「売却」「閉鎖」によるナンバーワン・ナンバーツー戦略というイメージが強いのですが、それだけでは世界のトップであり続けることはできません。

 ジャック・ウェルチのGEには「グローバル化」「サービス事業」「シックスシグマ」「eビジネス」などの独創力があります。そして、なによりも「人材」という資源があります。

 これらは、ウェルチの自信と情熱が作り出したものです。その、自信と情熱がこの本から伝わってきました。

 そして、この本の中で最も参考になったのは「スピード」です。ウェルチも日本と米国の違いを「時間に対する見方」と述べていますが、外資系企業の中でもGEの事業展開の「スピード」は並外れています。国によって文化の違いがありますので、GEの戦略の全てが日本で受け入れられるかどうかは疑問ですが、「時間に対する見方」は日本企業も変えていく必要があるでしょう。

 経営者の自叙伝ですが、サラリーマンの私でも十分に参考なりました。

人が組織を育て、組織が人を育てる  (2005-07-10)
正直なところ、GEという会社とは直接の関わりがないため、自分の中に先入観のようなイメージは全くない。しかし、GEが世界で最も有名な企業であるということは理解している。
そんな100年もの歴史を持つ巨大企業でありながら、ベンチャー企業のようなスピードを目指し、一貫した企業理念(ここではイニシアチブと表現されている)を組織全体に浸透させ、更に会社を成長させたジャック・ウェルチ。その哲学と行動力に敬服するばかりである。
ジャック・ウェルチの経営に対する考え方は、規模が大きくなりすぎて環境の変化のスピードについていけなくなりつつある企業、特に古くから続く企業がこれから生き残るための一つの道標になっていると思う。意思決定のスピードを上げるために組織の階層を少なくし、個人のパフォーマンスを最大限に活用できる組織づくりを目指す。一方で個人の業績評価を徹底的に公正になるようオープンに評価を行い、業績に見合った報酬を惜しみなく与える。組織を動かすのは結局のところ人間で、個々人が力を発揮できる環境作りが大事であるという考え方に強く共感を持った。
強力なリーダーシップで改革を実行できたのはアメリカ企業の文化だからこそという見方もできるが、根本にある人材育成重視の経営方針という基本思想はどの企業でも持つ事ができ、自社の文化にあった方法を独自で見つければよいだけのことだ。肝心なのは方針を決めたら徹底的に勧めること。少しずつ改善しながら良いところを取り入れ、悪いところは排除していけばよい。
正しい方向性と誠意と熱意さえあれば、どんなことでも変えていけるような気にさせてくれる、力強さを与えてくれるように感じた。

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