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アイテム詳細

本村 洋
本村 弥生

新潮社

グループ:Book

ランキング:16716

価格:¥ 540

発売日:2006-12

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カスタマーレビュー

若気の至り?  (2008-07-27)
この事件は衝撃的でした。
本村さんの裁判への取り組みなどの姿勢には
好感を持っていて、応援したいと思っています。
でも、この本はちょっと…。
正直、私が同じことをされたらゾッとします。
イマドキノ若者言葉でいうと、イタイ内容だと思います。
数ページじっくり読み、あとはザックリと斜め読みしました。

これが生きた証、青春だったといわれれば、
まあ、そうでしょうねという感じです。

あまりにもそのまますぎて、
これをこのまま活字にして一般向けに出版してしまったのは、
どうかなあって思います。
どうしても、このような内容を一般向けに出版するのであれば、
内容的にはドラマチックな部分もあり、
愛情にあふれていて、ほほえましいところもありますから、
どなたか小説家の方などに、ノンフィクション小説として、
美しくまとめてもらえればよかったのになあと思いました。
よくテレビで実話ベースのドラマがありますが、
あのようなまとめ方がしてあれば、もっと書評もよかった気がします。

読むべきところは泣くところじゃない。醜い事実だ。  (2008-05-14)
嫁の知人は実名だし。部外者が見たら吐きそうな文章だし。
文庫本化されたとは思えないクォリティの低さ。巻末の遺族王宣言がなんとも・・・
大体二人の秘密の書簡を公開すること自体が間違っている。
最低限、双方の了解を生前に受けるべきだし、その時点であってはならない本だと思う。
同情を引くのもいいかげんにせい!といいたい。

天国への、と改題すべき。  (2008-05-09)
事件が事件ですから評価が甘くなりそうですが正直な読後の感想を。

まず、倫理上よろしくない事(未成年飲酒の数々、偽造テレホンカード使用、道交法違反検挙での暴言等等)が内容にあります。 
そして友人や親しい方への悪口や性生活に関する記述があり、非常に気分が悪くなりました。出版を見越して被害者の方は書いている訳ではないのだから秘密にすべきだと思います。

あとはやはり被害者の生前の関心というのがテレビや買い物など非常に興味の範囲や趣味というのがお世辞にもいいとは言えません。 
ですので、非常に読んでいて苦痛というか被害者の遺族という立場の人間がどうしてこれらの内容をこのような形で世間に公表したのか? 疑問が残りました。 被害者の手記として手紙と日記の公表は差し控えるべきだったと思います。

天国からの・・と表題にありますが、この書物の大部分を占めるのが生前被害者が遺族である恋人(後の夫)にあてた手紙と日記の内容です。 天国に旅立つ前、生前の彼女の心の中です。

いくら夫という立場でも知りえない彼女の声というのがあったのではないのでしょうか? どういう過程があって出版に至ったのか? まさか天国にいる奥さんの同意がある訳ではないのですから表題もしかりですし、内容も亡くなられた二人の印象を良くするものではないと思います。 
本当に友人知人たちの実名を出して悪口まで書いている彼女というのが良い人間だったとは思いません。もう少し思いやりがあってもいいのではないのか?と思う内容です。

天国から、というより今生きている被害者遺族が出版を選んだのですからタイトルはあまり好ましいものではありません。 せめて”天国への”であれば良かったのにと思います。

評価は難しいですが、私は私的な手紙の公表はこういう一方的な形で行われることに大変な違和感を感じましたので★2とさせて頂きます。

あなたは生きた!  (2008-04-29)
18歳で二人が出会い、遠距離恋愛、妊娠、結婚、出産までの5年間の往復書簡です。
往復書簡といっても9割がた弥生さんから洋さんへのものですが。
内容はその日一日の出来事、芸能人ネタから三画関係の敵方の関係だった友達に対する
複雑な感情、友達の異性関係など、他愛もない20歳前後の女性の日常をそのまま切り取った
ような雑多で生々しいものです。
そして何より洋さんへの愛情と二人の将来に対する希望と不安の言葉の数々。
読むまではもっと表層的な愛の言葉が並んだラブレター集を予想してたので
この生々しさは以外でした。
読んでる最中は何故か武者小路実篤の「愛と死」が思い浮かびました。

日常の出来事も自分の心情の変化も事細かに記す弥生さんに対して
通数も少なく誤字を弥生さんに指摘されるなど、穏やかで朴訥とした人柄を
感じさせる洋さんの文章。
言論人も法曹関係者も静かに圧倒する重く強い言葉を口にする今の洋さんの
姿はそこにはありません。

二人が結婚を口にしだすあたりから、その後を知る読む方は重苦しい感情を抱かずには
いられなくなり、転居先が決まったときの「それにしても勤務地、本当に光で良かった。」
と無邪気に喜ぶ弥生さんの言葉を読んだときは、さすがに涙を禁じえませんでした。
そこには慎ましくも懸命に生きる若い二人が築きはじめた愛の形が確実にあったのです。

公開を前提としてないあまりにプライベートな文章を何も手を加えずに
出版することへの疑問はあるでしょう。
ただ当事者への迷惑と自分への非難を承知の上、一言一句変えずに彼女の言葉の数々を
そのまま残したいという本村氏の気持ちが伝わってきたのも確かです。

私は「23歳主婦」という記号ではなく、一人の男性を全身全霊で愛し、不安がり嫉妬もした
生身の本村弥生という女性が「生きた」ことを忘れないでしょう。

愛の尊さに感動  (2007-08-08)
あまりにも美しい若い夫婦の愛に心から感動しました。悲惨な事件を乗り越えて、事件からたった一年という短期間でこの本を出版した著者の勇気と行動力に涙です。

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