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池田 清彦

新潮社

グループ:Book

ランキング:77262

価格:¥ 540

発売日:2004-07

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カスタマーレビュー

題名が悪すぎる  (2006-07-17)
まず教科書というより科学エッセイと見た方がいいです。
筆者の進化に対する考え方など勉強になった点はありましたが、もし生物学をざっと知ろうと考えて題名に引かれたと言う人は読んでも意味がないでしょう。というか分からない可能性が高いと思います。
高校生物ぐらいは理解してないと減数分裂、倍数体、mRNA、などなどの用語が説明無しに使われるのについて行けないだろうし、それについて行ける人にとってはあまり意味のない本。
そもそも雑誌で連載されたものをまとめて文庫化したもので、ふたを開けてみると趣旨は検定教科書批判。
遺伝子とDNAの区別を曖昧にして教科書に書いてあることを批判するわりに(この批判は至極まっとうだけど)そのちゃんとした区別を説明してない。それで教科書と言われても……という感じ。
実際に教科書を用いて生物を教える高校教師が参考にする、もしくはひねくれた高校生が読んで(ちょっと歪んだ方法で)学習のモチベーションを上げるのには適しているかもしれない。そんな本でした。

構造主義生物学の宣伝が五月蝿い  (2006-06-26)
遺伝子と遺伝子の関係は遺伝子ではなくシステムで決まると、何度も
繰り返される。
人ゲノム計画以降の研究の進展でイントロン内に大量の調節遺伝子が
存在することが確認されたんだが、改訂版は出せるんだろうか。

難しい!!!!(>_<)  (2006-02-10)
本気で既成の教科書に対抗にした本。内容は極めて高度で、広い範囲を1人で網羅している、すごい!最新の研究結果を踏まえて、既成の多くの教科書の記述を検討している。既成の生物の教科書に疑問を持つ方は是非!!!

誰に向けて書いた本なのか?  (2005-11-09)
まず、書名に偽りあり。雑誌に連載していたときの題名である「教科書にない「生物学」−文部省検定の裏をよむ」の方が内容に即していると思う。体系的にわかりやすく書かれた本ではない。専門用語が何の前置きもなく突然出てきたりで、この本はどういう読者層を想定しているのだろう?と、素朴な疑問がわいてくる。なんだか、生物学の専門家にむけて「俺はこんなに賢いんだよ、構想主義生物学はこんなにすぐれているんだよ」というメッセージを送るのが目的なのか?と、穿った見方をさせられてしまう。難しいことをわかりやすく書くのは高度な知的作業であるが、少なくともこの本はそういう仕事ではない。
ただ、ところどころにハッとするような新しい知見があるのは嬉しい。

内容は高度。だがプレゼンは「教科書」以下  (2005-07-03)
随分と書き散らしている感じがして少々ガッカリした。
高校の頃、生物が好きで結構みっちりやった方なら何とか理解はできると思います。
そうでない方には「教科書」あるいは啓蒙書としてはやや厳しいのではないでしょうか?
何より効果的な図版が少なく、「減数分裂」「mRNA」「異化・同化」と聞いて、対合し
ている染色体や各回路図のイメージが頭に浮かばないとなかなか理解がしんどいと思う。
内容的には最新のトピックもまじえていて高度ということなのだろうが、これでもかと
丁寧なぐらいでないと啓蒙書としてはアウトだろう。そういう意味では内容的には確か
に学校教科書の記述を凌駕しているのだろうが、記述のスタイルとしては遥かに及ばない。
本来は非常に面白いトピックスに違いないのに、見せ方がヘタで面白みが半減してしま
っている、とう感じだ。

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