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アイテム詳細

浦沢 直樹

小学館

グループ:Book

ランキング:-

価格:¥ 530

発売日:2001-09

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カスタマーレビュー

近未来世界。  (2008-08-24)
映画「ブレードランナー」で見られたような近未来の世界を思わせられます。ごちゃごちゃした無国籍な世界、腐敗。物語の中心人物はケンヂからカンナに移り、2000年大晦日後の秘密基地メンバー、オッチョの消息がわかります。スティーブ・マックイーンの「大脱走」のエピソードなど、20世紀少年のヒーローが使われているのが嬉しい限りです。先を急がず、じっくりと作品に付き合えれば最高に面白いと思います。

ジョージ・オーウェルの『1984年』の世界  (2008-01-30)
『1984年』と言ふ小説が有る。イギリスの作家ジョージ・オーウェルが、来たるべき未来社会を深い憂慮を持って描いた恐るべき小説である。この小説に、真理省(Ministry of truth)と言ふ検閲機関が登場する。何が真理であり、何が真理でないかを、その官庁が決定すると言ふ恐ろしい未来社会の光景であるが、私たちの「民主主義社会」に、これに近い物は無いだろうか?−−「ともだち」が支配する歌舞伎町の光景は、真理省が支配するオーウェルの小説の世界の様である。凄い劇画だ。

(西岡昌紀・内科医/『マルコポーロ』廃刊事件から13年目の日に)

単なる謎解き物語としてではなく・・・  (2007-09-05)
作者は、我々の2級ほど上らしく、ちょうど、我々の子供時代・・・、つまり、昭和40年代の子供たちについてよく描かれてあったので、思わず、はまり込んで見てしまったのですが、(と言っても、ストーリーは、当時の子供時代に端を発したSFものですので、児童文学のような純粋なものを想像されると困るのですが)それを見ていて、ふと、思ったことがあります。

それは、昭和40年代に子供時代を送った者にとって、「大阪万博」というものは、ある意味、子供時代そのものの「象徴」ではなかったか・・・ということです。
大阪万博・EXPO’70というものは、先般の愛知万博などと違って、当時の子供たちにとっては「未来」そのものであり、そして、本人の実力・努力・人望などに関わりなく、理不尽なまでに、「行ける人」と「行けない人」を区別した・・・ものだったように記憶しております。
あるいは、それこそが、昭和40年代の子供たちが大人になって知った現実だったかもしれません。
いくら努力しても、実力があっても、「行ける奴」と「行けない奴」が厳然として存在するという現実・・・。
この物語のすべては、そこから始まっているような気がしてならない作品でした。

「ともだち」は誰?  (2001-10-16)
すでに「MONSTER」を読んでいて、「読みたいけど、きっと長い作品になるんだろうな」と倦厭していました。友人から「おもしろいよ」と薦められて、誘惑に負けて読み始めました。やっぱり「MONSTER」同様、謎がいっぱいで先が気になって仕方ないです。そして行きつくところは「ともだちは一体誰なの?」という疑問。ただ、気になるのは「MONSTER」のように長すぎる内容になることかな。

まったく先の予想がつかない展開だ・・・  (2001-10-08)
連載も読んでいるが、作者の細かい仕掛けを愉しむには、単行本の購入も欠かせない。ストーリーが丁寧に練られていて、まったく目が離せない。必ずや、漫画の歴史に残る1作だと思う。いよいよカンナが大きくなり、あの大晦日の謎の断片が見えてくる第6巻だ。未読の人はぜひ1巻から買って読むべし!

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