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朝日新聞出版
グループ:Book
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価格:¥ 735
発売日:2008-04-11
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資産運用についての一つの指針
(2008-11-02)
サブプライムローン問題を皮切に日本にも景気低迷、株価暴落、利下げと様々な余波が起きている。そのような中、資産運用についての一つの指針になるのが本書の長期投資についての考えだと思う。サブタイトル暴落時だからこそ株と買えというのは、単に短期的な利益を暴落時に追えというものではなく、深い著者の理念から発せられている。
さわかみファンドの澤上氏が指南する、「普通の人」のための投資術
(2008-10-28)
普通の人に対して「投資」をもっとも適切に指南してくれる本と言ってよいだろう。
株式投資というと、私たちは売買を繰り返して利ざやを重ねていくようなものだというイメージがある。だが、仕事を持っている一般人がそのようなことをしても、プロに叶うわけがない。実際、多くの人が利益を上げられずにいるという。ではどうすればよいのか。
私たち普通の人がプロに対抗できるのは長期投資という方法だけである。不景気に入ったときに体力と将来性のある会社の株式を買い、それを長期で保有する。ただ、それだけのことである。
プロはどんな時期であっても利益を出すことを求められるが、素人はそうではない。余裕資金の運用であれば、上がるまで待っていれば良いのである。本書のポイントはほぼこれに尽きると言って良い。
不況期に買うことがわかれば、あとは「倒産しない体力」「成長できる将来性」の2点を中心に、買いたい会社、惚れ込んでもよいと思える会社を慎重に選ぶことである。もちろんこの部分は個人の責任に帰される。
最後の章では投資信託について述べている。銀行などで買うことのできる投資信託は手数料がかかる。運用で2%利益が出ても、手数料が2%なら利益はゼロである。最初から利益を出すハードルが高い上に、「儲けやすい投資」ではなく「商品として受けそうな投資」が優先される。そんな投信で本当に大丈夫なのか。やはり手数料のない直販系投信を買うべきではないのか。このあたりはさわかみファンドで実績のある澤上さんだからこそ説得力があるのだろう。
また、投信で大事なのは複利であること。複利というシステムが運用においていかに必須であるかということは忘れるべきではない。『お金は銀行に預けるな』というセンセーショナルなタイトルのグロソブ系を薦めた新書が少し前に評判になったが、あの本を信じてグロソブ系投信を買った人はその後どうなったのだろう。
リーマンショックの大暴落時にこの本を読む
(2008-10-20)
リーマンショックで株価が半分になり、REITが10分の1になった現在、
この本をどう読むか、考えさせられる。
最後の方に書いている「2008年の夏は、・・・企業ダイナミズムと潜在
的なインフレ・エネルギーがいちどきに爆発しますから、きっと、最高に
厚くなりますよ」という言葉を信じて、株式や投資信託を購入していたら、
悲惨なことになったのは間違いありません。
また、株式投資は長期的には儲かるというのも、ここまで下がるという
事実を目にすると、どの時期で計算するかの問題だろうと反論したくな
る。
しかし、「暴落時こそ株を買え」という、ストレートなサブタイトル。これは、
大暴落時の今こそマッチするのか。確かに、バフェットも株を買っている
というし・・・。数年は無理としても、10年先なら確かに景気は回復してい
るだろうという気もするしね(何の根拠もないけど)。
そういう意味で、この本の解釈は難解です。
なお、第一章と第五章は退屈なので、第二章から第四章だけ読んだ方が
いいかと思います。
私、長期投資も出来ません。。。
(2008-09-29)
いい。初心者向けに株・投信についてわかりやすく
説明してくれている。ただ、今の世の中、将来社会
に貢献しそうな会社を見つけるのはかなり難しい。
10年先は素人には読めない。
明快な投資哲学
(2008-09-20)
著者の投資哲学は明快であり、どこで見ても言っていることは同じである。
そうした点での一貫性は評価する。
但し、個人投資家の視点で言えば、著者と同様の視点での長期投資を行う場合であっても、個別銘柄への分散投資を行った方が楽しいし、投資信託で運用する場合と比較して低いコストで運用することが可能であり、そちらをすすめたい。そんなことは面倒だったり、楽しくないという人には投資信託も有力な選択肢にはなるとは思うが・・。

